(芸の足跡)藤圭子 悲しみに寄り添う、情念の歌声

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 人の心の悲しみと孤独に寄り添った歌は「怨歌(えんか)」とも呼ばれた。「圭子の夢は夜ひらく」など多くの大ヒット曲を歌謡史に残し、流星のごとく光って消えた歌手・藤圭子。負の心情から発したような歌声は、ドロリと湿った情念の泥沼に咲いた「一輪の花」だったのだろうか。亡くなってから22日で7年になる。

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