心を蝕み続ける不条理 いま読むべき戦争文学 寄稿、立命館大学特任教授・中川成美

有料記事

[PR]

 75回目の終戦の日がやってくる。1945年8月15日から四分の三世紀もの長い年月が経ち、実際の戦時を経験した人々も少なくなり、戦争の記憶の風化が強く懸念されている。

 だが一方に、6月23日の沖縄慰霊の日、8月6日の広島原爆忌、9日の長崎原爆忌と連なる日々が、75年もの歳月を重ねようとも、忘れ去る…

この記事は有料記事です。残り1588文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら