(声)長崎原爆の日 燃えさかる荼毘の炎に願った

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 無職 田中美光(東京都 93)

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 兵士の遺体が次々と運ばれてくる。長崎の高射砲隊の陣地で被爆。私は「屍衛兵(しかばねえいへい)に立て」と命じられた。遺体を護衛する役目だ。軍服は焦げ、皮膚は焼けただれ、目はつぶれている。脱臼した肩がゆがんで見える。被爆前はたくましく、凜(りん)としていただろう。その…

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