(書評)『アーティスティックスポーツ研究序説』 町田樹〈著〉

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 ■実践者が問う「表現+運動」の価値

 あの町田樹による大著、という形容を本人は嫌うだろう。フィギュアスケートの競技者として、世界選手権大会準優勝(二〇一四年)などの成績を収め、競技者引退後はプロスケーターの活動を続けながら、大学院で研究者としての道を歩んできた。書き手としての町田が選んだのは、回顧…

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