(声)平和のバトン 元予科練生、古関作品に万感

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 無職 今冨昭(千葉県 91)

 ある日、遠くから音楽が聞こえてきた。どこか懐かしくて耳をすます。「そうだ。若鷲(わかわし)の歌(予科練の歌)だ」。不覚にも涙があふれた。私は第15期海軍甲種飛行予科練習生だった。

 1944(昭和19)年、中学3年の夏、先生が予科練志願を募った時、飛行機に乗りたい一…

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