半年間の改修工事を経てのリニューアルオープンを記念して、約３千件の収蔵品から、国宝・重要文化財などえりすぐりの名品を、３シーズンに分けて展覧会で紹介します。第１弾は、「生活の中の美」という館が掲げる大テーマに立ち返り、酒宴で使われた調度、ハレの場にふさわしい着物、豪華な化粧道具など、古美術から現代アートまで幅広く展示します。写真は国宝「浮線綾螺鈿蒔絵（らでんまきえ）手箱」（鎌倉時代・１３世紀）。

　◇２２日［水］～９月１３日［日］、東京・六本木のサントリー美術館。午前１０時～午後６時。９月８日をのぞく火曜休館

　◇一般１５００円など。問い合わせは、同館（０３・３４７９・８６００）

　（サントリー美術館、朝日新聞社主催）…