(現場へ!)コロナと憲法:2 社会のもろさが表面化した

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 遠藤比呂通(ひろみち)(60)は、日雇い労働者の街、釜ケ崎(大阪市西成区)のそばで弁護士事務所を構える。36歳で憲法学者(東北大助教授)の職を捨てて、移り住んだ。

 コロナ禍の中で仕事を失ったり、ネットカフェの休業で居場所がなくなったりして、セーフティーネットからこぼれ落ちる人々が生まれている。こ…

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