折々のことば:1841 鷲田清一

有料記事折々のことば

[PR]

 生は言わば、起源も終末も解き明かすことのできないまま、この「まだ」と「もう」の間に……漂い続ける運命なのかも知れません。

 (沼野充義)

     ◇

 「まるで亡命者のように」とロシア文学者は続ける。人生で大事なのは、どこから来たかでもどこへ向かうかでもなく、「どことどこの間にいるか」だと。私た…

この記事は有料記事です。残り91文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載折々のことば

この連載の一覧を見る