折々のことば:1836 鷲田清一

有料記事折々のことば

[PR]

 平生よりよく心を用ひ、政府の処置を見て不安心と思ふことあらば、深切にこれを告げ、遠慮なく穏やかに論ずべきなり。

 (福沢諭吉)

     ◇

ここから続き

 近代国民が欠いてはならぬ心構えはこれだと、明治の思想家は説く。「政府の事は役人の私事にあらず、国民の名代となりて、一国を支配する公(おほやけ)の事務といふ…

この記事は有料記事です。残り95文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載折々のことば

この連載の一覧を見る