自治体関係者の間でひそかに回し読みされている本があると聞きます。「公務員の議会答弁術」（学陽書房）。「どんな場面も切り抜ける」という文言や用法が紹介されています。

　ページをめくると、やっぱりありました、あの言葉が。「いずれにいたしましても」。答えるべき内容がなく、前置きをいろいろ述べて時間を稼ぐ…