(社説余滴)「分からない」を思う 高木智子

有料記事社説余滴

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 新型コロナウイルスの感染に見舞われたクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客が、約2週間の隔離を終えて、疲れをにじませた。

 「自由って、貴重」「上陸して涙が出た。窮屈だった。早く家に帰りたい」

 私の頭をよぎったのは、かつてのハンセン病隔離政策の犠牲者だ。一時的な行動制限でさえ相当なストレスを…

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