(與那覇潤の歴史なき時代)「問題と共にある」社会を

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 平成の政界で失言王として鳴らした麻生太郎副総理が、令和になっても元気だ。1月に地元での講演で、日本は「2千年にわたり一つの民族」だと発言し、物議をかもしている。

 こうした単一民族国家論が問題化するのは、1986年の中曽根康弘首相以来の現象で、一見すると「時代遅れ」にみえる。実際「アイヌ民族や在日…

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