(天声人語)つらら危機

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 渓谷にかかるつり橋から周囲を見渡す。切り立つ山肌は、濃い茶色と木々に覆われていた。ここは埼玉・秩父の小鹿野(おがの)町。冬の風物詩「尾ノ内(おのうち)百景氷柱(ひょうちゅう)」の会場だ。例年なら、つららが全方位を埋め尽くす幻想的な風景が広がる▼厳寒期は零下10度にも冷え込む。地元の商工会が10年ほ…

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