(書評)『室町の覇者 足利義満 朝廷と幕府はいかに統一されたか』 桃崎有一郎〈著〉

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 ■「俺様キャラ」で栄華空間を演出

 中世に、武家でありながら太政大臣に昇った2人の魅力的な政治家がいた。平清盛と足利義満である。この2人には共通点が多い。交易を重視し、先例にとらわれず、朝廷を含めて京都の外から支配し(北山第〈てい〉は都ではない)、さらに光源氏を意識した(?)等々。本書は、規格外の…

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