(語る 人生の贈りもの)一龍斎貞水:16 偉大な未完成、だからいいんだ

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 ■講談師一龍斎貞水

 講釈がわかってきたのは、20歳近くなってからでしょうね。やめなかった一番の理由は、己の師匠とか邑井貞吉(むらいていきち)とか、講釈師の人間的な魅力でした。台本で上っ面を稽古しただけでは絶対にうまくならない。稽古をつけてくれる講釈師の人間、性格が出るでしょう。それで「あっ講…

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