(語る 人生の贈りもの)一龍斎貞水:6 着るもん困って、前座で紋付き

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 ■講談師一龍斎貞水

 邑井貞吉(むらいていきち)が、学生服を着た男の子を楽屋へ連れてきたでしょ、前座だった田辺一鶴(いっかく)さんは「講談組合の頭取が孫を連れてきた」と思って座布団を出すわお茶を入れてくるわ。こんな居心地のいいところはねえから、毎日通ってた。

 そしたら貞吉先生が「いい加減にし…

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