(声)家族を見守る亡夫のバッグ

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 主婦 饒村(によむら)紀代子(三重県 77)

 台所の片隅の取っ手に掛けられたままの小さなバッグ。白地にオレンジ色の縦縞(たてじま)が入り、ちょっとした買い物にぴったりです。汚れが気になりますが、処分できません。愛用の主が今は亡き夫だったからです。

 いつも2人一緒に買い物していましたが、夫は時々…

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