石川健治 書評委員が選ぶ「今年の3点」

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 (1)人外(にんがい)(松浦寿輝著、講談社・2530円)

 (2)主権論史 ローマ法再発見から近代日本へ(嘉戸一将著、岩波書店・9900円)

 (3)高村光太郎の戦後(中村稔著、青土社・2860円)

 人外という「被造物の尊厳」との対比で「人間の尊厳」を考えさせるのは(1)。人格の始期と終期、人…

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