(美の履歴書:630)「窓外の化粧」 古賀春江 いまも新鮮に映るのは

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 作者の古賀春江はこの絵について「新しい神話がはじまる」と記している。1930年当時、近代的なビルやダンサー、パラシュートなどは確かに新しいものだったはずだ。神奈川県立近代美術館の西澤晴美・学芸員も、「近代化への憧れがあった」と指摘する。

 とはいえ描かれているモチーフは、今ではむしろ懐かしさを醸す…

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