ひきこもり状態で暮らしている人は４０代が最も多い――。都道府県と政令指定市の計６７自治体にアンケートし、こんな構図が浮かんだことを報じた。地域住民の実情に詳しい民生委員を通じた各自治体の実態調査の大半で、共通の結果が出ていた。

　いまの４０代と言えば、バブル崩壊後の「就職氷河期」を経験した世代だ…