(評・映画)「ラフィキ:ふたりの夢」 タブーに挑み、宿る“本物”

有料記事文化・芸能評

[PR]

 作り物の映画が、ときに権力側にその存在を恐れられ、観客の目に触れさせまいと判断されるときがある。多くの人の思考や感情を動かす“本物”を宿すからで、ケニア映画で初めてカンヌ国際映画祭で上映された「ラフィキ:ふたりの夢」もその一本だ。

 ケニアでは法で禁じられる同性愛を題材にしたことでいまだ一般上映が…

この記事は有料記事です。残り562文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら