(書評)『銀河で一番静かな革命』 マヒトゥ・ザ・ピーポー〈著〉

有料記事書評

[PR]

 ■誰かの物語とのつながり描く

 日々は宙(ちゅう)ぶらりんなことで溢(あふ)れている。よく使う渋谷駅。年明けのころ、杖を使って1センチずつしか進めないようなホームレスのおじいさんが岡本太郎の絵の前でよく座っていた。あまりに寒い日々で風邪を引かないか声をかけたことがあった。その時その人はごほんと咳(…

この記事は有料記事です。残り788文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら