(寂聴 残された日々:26)最晩年の虹の輝き 小説家の夢、なしとげた名女優

有料記事寂聴 残された日々

[PR]

 ものを書くだけで食べてきて、65年が過ぎている。今、95歳にもなって、まだ書く仕事だけを生き甲斐(がい)にしている。そんな所業を未練がましくみっともないと思われているだろうと、たまには後ろめたい気もしないでもないが、人がどう思おうと勝手に思え、死期の近い私には、もうこれしか愉(たの)しみはないのだ…

この記事は有料記事です。残り1220文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載寂聴 残された日々

この連載の一覧を見る