日経平均株価、396円高の3万3982円 円相場は荒い値動き
堀篭俊材
週明け14日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末より396円78銭(1.18%)高い3万3982円36銭で取引を終えた。前週末11日の米国株式市場で主要な株価指数が上昇した流れを受け、ハイテク株を中心に幅広い銘柄で買いが広がった。
トランプ米政権の「相互関税」による世界経済への警戒感が米国の株価上昇で和らぎ、14日の日経平均は反発してスタート。市場が開いて10分ほどで上げ幅は700円を超え、一時は3万4000円台を回復した。日経平均が一時1900円超と大きく下落した前週末11日に値下がりした半導体関連株などを買い戻す動きが進んだ。
だがその後は、トランプ政権の関税政策が二転三転するなかで、先行きの不透明感がぬぐえず、上値の重しになる展開となった。
一方、東京外国為替市場で円…