ミャンマー地震「震度7相当も」 6強で倒壊リスク、日本は5千棟超

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贄川俊
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 ミャンマー中部を震源とする地震(マグニチュード7・7)ではビルなどが倒壊し、一部では建物の1階部分が潰れて上層階が重なるように崩れる「パンケーキクラッシュ」とみられる現象も起きた。国土地理院が地球観測衛星「だいち2号」の画像データを解析した結果、南北に延びる断層が400キロメートル以上にわたり水平方向に最大6メートルずれたとみられるという。

 静岡大の石川有三客員教授(地震学)によると、中国の研究機関のデータなどをもとに日本の震度に換算すると、「6弱~6強」の地域が300キロ以上にわたり広がっていたという。震度7に相当する地域もあるとみており、同じく直下型で横ずれだった阪神・淡路大震災と比べても、「ずっと大きな規模だったのではないか」と話す。

 日本でも、1995年の阪神…

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この記事を書いた人
贄川俊
東京社会部記者
専門・関心分野
調査報道、労働問題、政治とカネ
ミャンマー地震

ミャンマー地震

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