7歳娘の人工呼吸器外し殺害、母親を起訴 福岡

山本達洋
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 福岡地検は28日、自宅で介護していた長女の人工呼吸器を外し窒息死させたとして、母親(44)を殺人罪で起訴した。1月24日から2カ月間、刑事責任能力の有無などを調べる鑑定留置を行っていた。

 起訴状などによると、母親は1月5日午後2時40分ごろ、先天性の疾患で日常的に人工呼吸器をつけていた長女(当時7)の人工呼吸器を外し、窒息により死亡させたとされる。

 博多署や捜査関係者によると、長女は自力で手足を動かせず、口頭での意思疎通も難しかった。母親がたんの吸引などをし、ヘルパーによる訪問介護も受けていたという。

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