本拠開幕戦でも期待に応えた大谷翔平 移籍2年目、昨季と違う心の内
「翔平が何をしようと、私が驚くことはもう何もないよ」とは、19日、東京ドームでのカブス戦で、母国のファンの期待に応えて本塁打を放った背番号17へのドジャース・ロバーツ監督の賛辞だ。
そして、今夜、口にした言葉は「彼はいつも期待を裏切らない」だった。
大谷翔平は、27日(日本時間28日)の米本土での開幕戦で本拠のファンを熱狂させるアーチをかけた。
1点リードの七回2死。フルカウントから154キロをジャストミートし、逆方向の左翼席に運んだ。
早くも今季の第2号となる本塁打で挙げた1点は、結果的に勝利を決める一打になった。「いいところで打ててよかった。1試合目を取れてよかった」と自身の活躍より、チームの開幕3連勝を喜んだ。
昨季、ドジャースがワールドシリーズ(WS)を制したことを示す金色の背番号のユニホームをまとって臨んだ米国での開幕戦。式典では上空をジェット機が舞い、バックスクリーンにチャンピオンフラッグが掲げられた。
1988年のWS第1戦で逆転サヨナラ本塁打を放った球団OBのカーク・ギブソン氏が始球式を務めた。捕手役は昨年のWS第1戦で同じように劇的ホームランを放ったフレディ・フリーマンだ。
粋な演出でスタジアムの盛り上がりが最高潮に達する中、プレーボールがかかった。
「特別なユニホームを着て…
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