情報漏洩268万件、損保4社に業務改善命令「顧客軽視の企業文化」

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堀篭俊材
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 損害保険大手4社の契約者情報が代理店を通じ他社に漏れていた問題で、金融庁は24日、4社に対し保険業法に基づく業務改善命令を出した。代理店を通じ他社に情報が共有されたり、代理店への出向者が出向元の損保に情報を持ち出したりしており、金融庁は背景に顧客保護を軽視する企業文化があったと認定した。

 処分を受けたのは東京海上日動火災保険損保ジャパン三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損保の4社。金融庁は昨年、4社に報告徴求命令を出していた。

 損保業界では、代理店を兼ね…

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