「100年に1度の猛暑」が毎年に? 対策ない場合の日本の将来予測

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杉浦奈実
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 気象庁文部科学省は26日、日本の気候変動に関する観測結果と将来予測をまとめた報告書を発表した。気温の上昇幅が大きな場合、かつて日本では「100年に1回」程度だった猛暑をほぼ毎年経験することになるなどと予測した。

 報告書は、国や自治体の気候変動対策に役立ててもらうためのもので、2020年に初めて公表して以来、2回目となる。政府は50年に、温室効果ガスの排出実質ゼロを掲げて削減に取り組んでいるが、すでに現在の日本の平均気温は、基準とした20世紀初めに比べて1.3度上がったという。

 将来予測では、世界の平均気温が産業革命前と比べて4度上がる場合(4度シナリオ)と、気候変動対策の国際ルール「パリ協定」に盛り込まれた、上昇を2度までに抑える場合(2度シナリオ)の二つの前提で試算した。

東京では熱帯夜が年92日にも

 4度シナリオでは、日本の2…

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この記事を書いた人
杉浦奈実
科学みらい部
専門・関心分野
生物多様性、環境、科学