東京→金沢→関西、訪日外国人の「黄金ルート」に 北陸新幹線10年
北陸新幹線は14日、長野―金沢間の開業から10年の節目を迎えた。16日には敦賀(福井県)までの延伸開業から1年となる。沿線の観光地は外国人客らでにぎわい、さらなる誘客をめざす。一方、在来線特急の廃止で苦しむ地域もある。
外国人観光客、コロナ禍前の2倍超に
この10年で最も大きな変化の一つが、外国人客の増加だ。金沢市の金沢城跡や繁華街の香林坊では、英語や中国語、韓国語だけでなく、タイ語やヒンディー語も聞こえてくる。
観光庁の調査によると、昨年の石川県の外国人宿泊者数は、過去最多の約227万9千人(速報値)。前年の約2・2倍に増えた。県国際観光課の担当者は「東京から名古屋経由で来ていた外国人が、新幹線開業後は直接金沢に入るようになった。京都や大阪へ向かう途中に金沢に立ち寄る『ゴールデンルート』ができている」と話す。
金沢市の金箔(きんぱく)メーカー「箔一」が10年前、新幹線開業を記念して限定発売した「金箔のかがやきソフトクリーム」は、いまや金沢の定番グルメの一つ。
同社にとって、新幹線が呼び寄せたのは観光客だけではない。
新製品の開発などで、首都圏…
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- 【視点】
記事にある、首都圏のデザイナーたちが地場企業の新製品開発のため金沢を訪れるようになったというエピソードは、いろんな意味でなるほど、と思いました。北陸新幹線が金沢を首都圏にとって身近な存在にした、ということでしょうが、同時に、新製品の考案と
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