高額療養費の今夏引き上げ、首相が見送り表明 批判の強まりを受け

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 石破茂首相は7日、医療費の患者負担に月ごとの限度を設ける「高額療養費制度」の見直しをめぐり、今年8月の負担限度額の引き上げを見送る方針を表明した。与野党や患者団体からの批判の強まりを受け、3度目の方針転換で制度見直しをいったん全面的に凍結することを決めた。政府・与党は、参院で審議中の2025年度当初予算案の再修正に向けて調整に入った。

 首相は同日夜、全国がん患者団体連合会の幹部らと首相官邸で面会し、凍結を求める声などが記された約3600人分のアンケート結果を受け取った。その後、自民党森山裕公明党の西田実仁両幹事長とも面会し、凍結方針を伝えた。首相は記者団に「検討プロセスに丁寧さを欠いたとのご指摘を政府として重く受け止めねばならない。患者の皆様にご不安を与えたまま、見直しを実施することは望ましいことではない」と述べ、今年秋までに見直し内容を改めて検討するとした。

 同連合会の天野慎介理事長は…

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高額療養費制度見直し

高額療養費制度見直し

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