トランプ氏、ゼレンスキー氏は「失礼」 テレビカメラ前で批判の応酬
中井大助
テレビカメラが撮影する前で、米国とウクライナの首脳が批判合戦を繰り広げる――。2月28日にホワイトハウスであった、米国のトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談は異例の展開となり、予定されていた両国間の合意や共同記者会見もなくなった。何が起きたのか。
ゼレンスキー氏はこの日、午前11時20分ごろにホワイトハウスに到着。トランプ氏が出迎え、2人は握手した。「いい会談になるのか」という記者団からの質問にトランプ氏は答えなかったが、親指を突き上げてみせた。
約20分後、大統領執務室で会談が始まった時も和やかだった。トランプ氏は、ウクライナへの支援をめぐる交渉で衝突があったと認めつつ、「両国にとって、とても良い結果となったと思う」「あなたと一緒に働き続ける」と発言。ゼレンスキー氏もトランプ氏に感謝の言葉を向けた。
首脳会談では、こうした冒頭…
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