立憲・野田氏「なめんなよ」 維新・国民優先で協議の与党に苦言

松井望美
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立憲民主党野田佳彦代表(発言録)

 (与党が新年度当初予算案の修正をめぐる立憲民主党との協議より、日本維新の会国民民主党を優先していることについて)なめんなよ、と。それぞれ政党間協議を先行してやっていたので、たぶんそちらとの協議で(与党側は)頭がいっぱいいっぱいなのかなと。おもんぱかる優しさも持ってはいけないなと思いながらも、早くちゃんと向き合いなさいと(言いたい)。

 (維新と国民民主が互いに批判しあっている現状は)芳しくないですね。個別の政党間協議での、いきり立つ気持ちはわかるが、野党間で批判をし合うのは自民党の分断作戦に乗っかってしまうことではないか。良くないことだ。

 分断作戦に乗ってしまうと、企業・団体献金の禁止や選択的夫婦別姓(の導入)など、野党が固まって主張をして初めて自民が我々と向き合って交渉する可能性が出てくるのに、今からいがみ合ってしまうのは今後のいろんな審議を考えたときにもプラスではないと、ぜひ他の野党にはご理解いただかなければいけない。(定例会見で)

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