供養で集まったひな人形、600体を来月9日まで展示 大津・西教寺

仲程雄平
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 【滋賀】明智光秀ゆかりの西教寺(大津市坂本5丁目)で8日、ひな人形展が始まった。供養のために寄せられたひな人形のなかから、江戸時代から現代までの約600体を展示している。3月9日まで。

 きっかけは1995年に起きた阪神・淡路大震災だった。被災者から、ひな人形の供養で相談があった。それをきっかけに99年から人形供養法要、2000年からひな人形展が始まった。いまでは、関西を中心に全国からひな人形が寄せられるという。

 ひな人形の研究をしている藤原愛子さんが、飾るひな人形を決めたり展示を監修したりしている。「全ての人形に物語がある。ゆっくり見てほしい」と話す。

 人形供養法要は3月3日(供養の依頼は2月末まで)にある。拝観料が必要。問い合わせは西教寺(077・578・0013)。

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