0時の病院、踊る清掃ロボ 「裏」仕事はお任せ 高める「人の価値」

有料記事

上地一姫

 AIでDX化――。

 人手不足対策のカギと聞くけれど、横文字でよくわからない、何となく苦手、という人も多いのでは。

 実践する現場を訪ねると、意外な光景が待っていた。

思ったより「世話」は簡単

 午前0時。埼玉県富士見市の病院では、6台のAI(人工知能)清掃ロボットが自動で動き出す。家庭でよく使われる、小型のものだ。

 約3時間かけてリハビリ室や…

この記事は有料記事です。残り1502文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
上地一姫
東京社会部
専門・関心分野
沖縄・平和
  • commentatorHeader
    佐倉統
    (実践女子大学教授=科学技術社会論)
    2025年2月9日10時58分 投稿
    【視点】

    なるほど、こういう風に人とロボットの望ましい共生関係ができていくんだな、と納得。ロボットをどのように使えば仕事が効率化できるか、具体的な業務の分担を明確にし、ロボットの不具合を直したり管理するのは人が担当。人がロボットより優位にある状況を、

    …続きを読む