斎藤県政「評価する」76%、文書問題「重視」10% 朝日出口調査
斎藤元彦・前兵庫県知事の3年間の県政運営を評価すると答えた有権者が76%を占めることが、兵庫県知事選投開票日の17日に朝日新聞社が実施した出口調査から分かった。斎藤氏は、このうちの62%から支持を得ていた。「評価しない」は22%にとどまった。
「評価する」は、すべての年代で「評価しない」を上回った。主な政党支持層別でも、「評価する」は自民の76%、維新支持層の85%を占めた。立憲支持層でも58%が「評価する」と答え、「評価しない」の40%を上回った。無党派層は76%が「評価する」と答えた。
今回の知事選は、斎藤氏の職員に対するパワハラ疑惑などを記した内部告発文書が、県議や報道機関に配布され、「告発者捜し」をした対応に問題があったなどとして、県議会が斎藤氏に対する不信任決議を全会一致で可決。斎藤氏が失職したことに伴う。知事選では、斎藤氏のこうした対応の是非や知事の資質も問われた。
出口調査では文書問題をめぐ…
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兵庫県知事選2024
兵庫県議会で不信任決議が可決され、斎藤元彦知事の失職したことに伴う兵庫県知事選(2024年11月17日投開票)。再選した斎藤知事側から選挙運動の対価として報酬を受け取った疑いがあるとして、神戸地検と兵庫県警が、関係先の捜索に入りました。最新のニュースや解説をお届けします。[もっと見る]