四国新幹線実現へ署名呼びかけ 香川県知事、四経連会長ら

福家司
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 四国新幹線の早期実現の機運を高めようと、池田豊人・香川県知事と四国経済連合会の長井啓介会長らが15日、JR高松駅で乗降客らに署名活動への協力を呼びかけた。

 署名活動は、四国の自治体や経済団体などで構成する四国新幹線整備促進期成会が6月から取り組み、これまで約10万人分が集まった。この日の呼びかけは51年前の11月15日、四国新幹線が国の基本計画路線に位置づけられたことにちなんで実施。期成会長の長井会長、副会長の池田知事ら15人が署名用紙やちらしなどが入った500セットを通勤通学客に配った。

 池田知事は「新幹線は災害に強く、早期に実現して南海トラフ地震に備えなければならない。北海道、北陸に続いて整備できるよう、地元の人の気持ちを国に届けることが最も重要だ」と話した。集まった署名は来年夏に国土交通省への要望の際に提出するという。

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