阪神・岡田彰布監督が今季限りで退任へ 後任は藤川球児氏ら候補に

 プロ野球・阪神タイガースの岡田彰布監督(66)が今季限りで退任することが3日、わかった。今季は2年契約の2年目。球団関係者によると、この日までに球団幹部と話し合い、決まったという。

 岡田監督は昨季、15年ぶりに阪神の監督に就任し、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に導いた。今季も優勝争いを繰り広げたが、9月28日に球団史上初となる連覇の夢がついえ、翌29日に2位が確定。その後、球団幹部と会談の場を持ち、勇退が決まった。

 阪神の監督として551勝(2日現在)は歴代最多。後任には、藤川球児・球団本部付スペシャルアシスタント(44)らが候補に挙がっている。

 チームは3日、今季のレギュラーシーズン最終戦となるDeNA戦(横浜)が予定されている…

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    稲崎航一
    (朝日新聞大阪スポーツ部長)
    2024年10月3日15時4分 投稿
    【視点】

    2年契約だったので既定路線とはいえ、クライマックスシリーズ(CS)からの日本一もめざせるこの時期、退任が明らかになったことに驚きました。 元々、岡田監督は球団初の連覇を達成すれば、それを花道に辞任するのでは、とみられていました。逆に勝てなか

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