北陸3県の名所とグルメのラッピング新幹線 敦賀と東京間で運行開始
北陸3県の観光名所やグルメなどをあしらったラッピング新幹線の運行を、JR西日本が28日に始めた。来年6月中旬ごろまで、敦賀駅と東京駅間を走る予定だ。
JR6社と北陸3県の自治体などが10~12月に展開する「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせた。
JR西によると、ラッピング車両は、北陸新幹線のW7系(12両、1編成)。絵柄は8種類で、福井県立恐竜博物館、世界遺産の五箇山の合掌造り集落(富山)、山代温泉古総湯(石川)といった観光名所のほか、富山湾鮨(ずし)など北陸の海の幸もあしらわれている。
この日朝、敦賀駅ではラッピング新幹線の出発式があった。「美観」「美食」「美湯」など五つのテーマで北陸3県を紹介したガイドブックやステッカーが観光客らに配られた。上島豊敏・敦賀駅長は「期間中、たくさんの人に北陸3県を訪れていただけるように私たちも盛り上げていきたい」と話した。
また、JR西の新観光列車「はなあかり」も敦賀駅で報道公開された。
列車は気動車キハ189系を改造した3両編成のグリーン車(定員54人)。京織物や越前和紙など伝統工芸品が車内を彩る豪華な列車だ。同キャンペーンに合わせて、敦賀―城崎温泉(兵庫)間を片道約5時間かけて走る。10月5日に運行を開始し、12月まで同区間を走る予定。
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