来年も四国を走る豪華列車ザ・ロイヤルエクスプレス 新プランも
東急の豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」が今年に続いて来年1~3月、四国・瀬戸内エリアで運行される。東急とJR四国が発表した。二つの新プランも設定し、9月4日から申し込みを受け付けている。
ロイヤルエクスプレスは東急が伊豆と北海道で走らせている観光列車で、今年1~3月に初めて四国・瀬戸内エリアを走った。今年11~12月には静岡地区でも初の運行を予定している。
来年の四国・瀬戸内でのプランは、金曜出発の3泊4日で、運行回数は今年と同じく6回。香川、愛媛、広島、岡山の4県をめぐる従来のプランに加え、新たに徳島、兵庫の各県もめぐるプランも加えた。
新プランは、JR四国のトロッコ列車「藍よしのがわトロッコ」を貸し切り、大歩危・小歩危峡を訪れるコースと、神戸から専用バスで淡路島経由で四国に入り、大塚国際美術館などを見学した後、広島県尾道市で豪華クルーズ船「ガンツウ」に宿泊するコースがある。それぞれ3回、1回の運行を予定する。
旅行代金は、従来プランとトロッコ列車プランの場合、いずれも1室2人利用で1人当たり96万円から。ガンツウ宿泊プランは同じく145万円から。今年10月21日まで、ロイヤルエクスプレスの公式ホームページ(https://www.the-royalexpress.jp/guidance/)などで申し込みを受け付け、抽選で各回15組30人を決める。問い合わせはツアーデスク(03・6455・0644)。
東急広報グループの担当者は「今年は多くの方に楽しんでいただけたので来年も実施することになった。四国・瀬戸内エリアには多くの魅力があるので、新プランで新たな魅力を発見していただきたい」としている。
四国・瀬戸内エリアでは、東急はプランの企画、販売や車内サービスを担う。JR四国は運転士や車掌が乗務する。JR西日本とJR貨物も列車を牽引する電気機関車を貸し出すなど協力する。
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