95%の教室に冷房、売れる男性用日傘 異常な暑さ、生活に変化も
昨年と同様に、史上最も暑かった今年の夏。この10年間、年々増す夏の暑さにより、私たちの生活は大きく変化してきた。
気象庁によると、東京都心で最高気温が35度以上の「猛暑日」となった日数は、2014~22年は平均で8・3日だったが、23年は22日。今年も8月末時点で19日に上った。連動するように日本近海の海面水温も上昇傾向にあり、昨年は平年より1・1度高く、過去10年間で最も高い数字となった。
猛暑で体調不良を訴える人も続出している。
総務省消防庁によると、全国の熱中症による搬送人数は、14年(6月以降)の4万48人に対し、23年は9万1467人、今年は8月25日までに8万3238人(速報値)に上った。「過去に例のない広域的な危険な暑さ」が予測される際に、環境省と気象庁が「熱中症特別警戒アラート」を発表する運用も今年4月から始まった。
屋外スポーツのあり方も変わ…
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- 【視点】
昨今の異様な暑さは懸念するところですが、男性として生活していた10年以上前から「日傘男子」だった私は、「やっと時代が追い付いてきたか」と勝手に思っています。 暑さ対策だけでなく、紫外線対策にもなるので、男性でも日傘をさすことはおすすめです。
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