「学校も先生も大好きだった」 高知プール小4死亡事故で遺族が怒り

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原篤司
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 高知市立長浜小学校の水泳の授業中に4年生の男児(9)がおぼれて死亡した事故で、男児の父親が9日、朝日新聞の取材に応じた。

 「全く安全意識がないし、危機管理もできていない」と学校側に不信感を示した。

 事故は5日に発生した。小学校のプールの設備が故障して使えず、授業は水深が十数センチ深い中学校のプールで行われ、教頭と学級担任の計3人で指導していた。

 男児はバタ足の練習中に水中で見つかり、周囲の水深は約130センチだった。

 父親によると、男児は約1600グラムの低出生体重児で生まれ、身長は110センチほど。やせ形で浮きにくかったが、活発な性格で「プールは好きだった」という。

 父親は学校から謝罪を受けた…

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この記事を書いた人
原篤司
高知総局
専門・関心分野
防災、司法、民主主義、漁業、起業、韓国文化