蓮舫氏「私の力不足、そこに尽きる」 支持広がらず
7日に投開票された東京都知事選で、前立憲民主党参院議員の蓮舫氏(56)の落選が確実となった。蓮舫氏は同日夜、千代田区内で、「思いを心から訴えることができた戦いだった。(敗因は)私の力不足、そこに尽きる」と語った。
報道陣に、選挙戦略について足らなかった部分を問われると「やれるだけのことはやりました」と回答。街頭演説が、他候補に比べて少なかったのではないかと問われると、「一回一回、思いを込めた。やりきったと思います」と話した。
一方で、候補同士が対面で議論する機会が少なかったことについて聞かれ、「街頭でも何度もふれたが、候補者討論会が(思うように)できなかったのが悔い」と無念さをにじませた。
蓮舫氏は東京選挙区選出で、立憲代表代行も務めた。5月下旬に突如、「反自民政治、非小池都政」を掲げて都知事選への立候補を表明。立憲、共産党、社民党の支援を受けて選挙戦を展開したが、支持が広がらなかった。
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