電車 運転してみない? 秩父鉄道が来月に体験イベント
秩父鉄道(埼玉県熊谷市)は7月、現役で活躍している5000系電車と電気機関車の運転体験イベントを開催する。
5000系は、かつて東京都交通局三田線で6000系電車として運行していた車両を3両編成にして、1999年から秩父鉄道で運行している。現在主流のワンハンドルではなくツーハンドルで、秩父鉄道によると、ブレーキの強さを角度で調整する昔ながらの運転操作を楽しめるという。
電気機関車はセメントの原料になる石灰石を積む貨車を牽引(けんいん)したり、臨時列車として客車を牽引したりしている。すべて手動による「ノッチ進段」(加速操作)などが体験できる。
5000系は7月11日、電気機関車は12日に熊谷市大麻生の広瀬川原車両基地で開催。いずれも午前、午後の2部制で、各回4人(18歳以上)を募集する。
運転士によるレクチャーの後、5000系は片道約100メートルを、電気機関車は片道約140メートルをそれぞれ約20分かけて往復する。記念撮影もできる。
参加費(税込み)は5000系3万6千円、電気機関車4万2千円。申し込みは6月12日午前10時~7月5日午後11時59分、秩父鉄道のホームページの募集コーナー(https://www.chichibu-railway.co.jp/blog/news/boshu2407110712/)で先着順で受け付ける。
問い合わせは秩父鉄道グループ観光統括部(048・523・3313)。
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