【そもそも解説】円安止まらず、政府も介入 なぜ歴史的な水準に?

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久保田侑暉
【動画】円が安くドルが高くなると私たちの暮らしはどうなるのか、わかりやすく解説しています。
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 円安ドル高の流れが続いています。4月末には、1990年以来34年ぶりに一時1ドル=160円台まで下落しました。直後に政府と日本銀行が「為替介入」を実施したものの、歴史的な円安の流れは変えられず、いまも155円前後で推移しています。なぜ円安が止まらないのでしょうか。影響も含めて解説します。

 Q そもそも円安って?

 A 外国の通貨に対して円の価値が下がることを言う。例えば、これまでは1ドルを100円で交換できたのに、1ドル=110円になると、同じ1ドルを手に入れるのに10円多くかかる。逆に1ドル=90円になると、ドルに対して円の価値が高くなるから「円高」と言う。

 Q 円安は生活にも影響が出るの?

 A 円の価値が相対的に下が…

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