ブラジル南部の洪水、死者計85人に 被災地は「戦争のあとの風景」

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伊藤弘毅
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 ブラジル南部で起きている洪水で、死者数が少なくとも計85人となった。AFP通信が6日、報じた。なお134人が行方不明とされ、被害は今後拡大する可能性もある。

 AFP通信によると、南部リオグランデドスル州では4月末から大雨が続き、各地で洪水や地滑りが起きた。道路や橋が損傷しており、州当局によると、約15万人が自宅からの避難を余儀なくされている。

 被害に遭った街や村は計385に上り、孤立状態にある所も多い。州知事は5日、被災地の状況について「戦争のあとの風景」のようだと述べた。

■被害者に寄付呼びかけ、あの…

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