地図で見る「消滅可能性自治体」 2050年にはここまで減る

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中山美里
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 民間研究機関の「人口戦略会議」は、国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が昨年12月にまとめた人口推計データのなかで、2020年から2050年までの30年間で、20~39歳の女性人口の変化に着目した。

 同会議は、①自治体間の人口移動がないと仮定した場合の人口(封鎖人口)と、②移動が続くと仮定した場合(移動仮定)の人口を比べた。これにより、女性人口の変化が、自治体内の出生と死亡の要因による「自然減」によるものか、他の自治体への移動による「社会減」によるものかを分析し、九つに分類した。

 前回2014年の発表と同じ…

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    綿野恵太
    (文筆家)
    2024年4月25日9時19分 投稿
    【視点】

    記事のマップで検索したら、いま住んでいるところが「消滅可能性自治体」になっていました。しかしながら、以前からずーっと言われてきたことが目に見える形になってきた、という話だけであって、なんら抜本的な対策を取ってこなかった以上、そういう未来を粛

    …続きを読む
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    杉田菜穂
    (俳人・大阪公立大学教授=社会政策)
    2024年4月26日17時4分 投稿
    【視点】

    奈良県橿原市の近鉄大和八木駅と和歌山県新宮市のJR新宮駅を約6時間半で結ぶ、奈良交通の八木新宮特急バス(奈良県橿原市-和歌山県新宮市)は、高速道路を使わない路線バスとしては日本最長の距離を走って沿線住民の生活を支えている(1963年の開通当

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