大谷翔平は前向きに歩き出した 水原容疑者騒動後に生じた「変化」

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ロサンゼルス=高橋健人
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 13日のことだった。大リーグ・ドジャースの大谷翔平は本拠ロサンゼルスでの試合前、「大好きな投手」がフィールドに出てきたのを見つけ、うれしそうに駆け寄った。

 対戦相手パドレスのダルビッシュ有だ。帽子を取って頭を下げ、15分ほど話に花を咲かせた。

 顔を合わせたのは両チームによるソウルでの開幕シリーズ(3月20、21日)以来だった。この間、大谷を取り巻く環境は大きく変わった。

 3月20日、二人三脚で歩んできた通訳がドジャースから解雇された。通訳だった水原一平容疑者は銀行詐欺容疑で訴追された。疑念の目は大谷にも向けられた。

「メンタルを言い訳にはしたくない」

 エンゼルスからの移籍1年目…

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    中川文如
    (朝日新聞スポーツ部次長)
    2024年4月22日12時5分 投稿
    【視点】

    やっぱり、この人の存在って大きいんだな。そう感じずにはいられません。ダルビッシュ有投手のことです。 昨年のWBCを思い出します。チーム最年長の36歳(当時)だったダルビッシュ投手、侍ジャパンに選出されたメジャーリーガーで唯一、開幕前の強化

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