第1回ソーシャルメディア規制「必要」85%、偽情報を心配 朝日世論調査
X(旧ツイッター)やフェイスブック、ユーチューブなどのソーシャルメディアで交わされる情報について、朝日新聞社が実施した全国世論調査(郵送)で規制が必要かどうか尋ねると、「必要だ」という回答が85%に達した。偽情報による選挙への悪影響を心配したり、他人への誹謗(ひぼう)中傷を気にしたりする割合がいずれも8割を超えた。
ソーシャルメディアについて、朝日新聞社の世論調査でまとまった質問をしたのは初めて。「表現の自由」とも絡むため、憲法に関する調査の一環として聞いた。
偽情報で選挙の際に有権者が影響を受けることは「心配」という割合が「大いに」32%、「ある程度」50%を合わせて82%に上る。他人への誹謗中傷が「気になる」という回答も86%(「大いに」46%、「ある程度」40%)と多い。
規制の必要性については、憲…
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- 【提案】
誹謗中傷やデマなどに対するソーシャルメディアへの規制と、「表現の自由」とは、常に一定の緊張関係にあるのは確かだ。 犯行予告など明らかに危険性が高いものは別として、誹謗中傷やデマの場合、意見論評との峻別が必ずしも容易でないものもあることから、
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