議会中、競馬予想サイト閲覧の様子がテレビに 横浜市の元議長を注意

堅島敢太郎
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 【神奈川】横浜市議会の梶村充・元議長(自民)が本会議中にスマホで競馬予想サイトを閲覧していた姿などがフジテレビの報道番組で報じられたことを受け、瀬之間康浩議長は19日、「議会活動に真摯(しんし)に向き合い、規律の保持に努めていく必要がある」などと述べ、再発防止を呼びかけた。

 4日放送の「Live News イット!」の「しらべてみたら」のコーナーでは、本会議中にあめをなめたり小説を読んだりする梶村元議長に加え、複数の市議が居眠りをしているように目を閉じている様子も報道された。放送を受けて市議会局には批判などの電話やメールが計97件(18日現在)届いたという。

 瀬之間議長はこの日の議会運営委員会で、目をつぶっていた議員には会派の団長らを通じて注意をし、梶村元議長には議長室で厳重注意をしたことを報告し、「市民の皆さまの信頼を取り戻すべく、職務に精励していただくことをお願いする」と訴えた。また、緊急時の対応のため、今年1月から本会議場へのスマホ持ち込みが認められていたが、瀬之間議長は委員会後の報道陣の取材に「運営委員会で今後のあり方(の検討)をお願いしたい」とも話し、見直す考えを示した。

 朝日新聞は梶村元議長に取材を申し込んだが、梶村元議長は「忙しい」として取材に応じなかった。(堅島敢太郎)

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